パネトーネ種から得た乳酸菌と酵母で発酵させた発酵種です。
北イタリアの気候、風土でしか生育されづらいとされるパネトーネの乳酸菌や酵母の発酵条件を調整することによって、管理しやすいアイテムとなっています。

パネトーネ種とはピエモンテ州で何世紀も受け継がれてきた発酵種です。15世紀ごろに北イタリアでトニーという青年が特殊な酵母を探しあて、しっとりとしたさわやかな香りのパンを作ったのが始まりとされています。

通常パネトーネ種を用いると、乳酸菌や酵母の代謝産物により、焼成後もしっとりとした食感が得られることが一般的に知られていますが、同様の効果が得られます。
また、パネトーネ乳酸菌とパネトーネ酵母が互いに協力し合って働くことにより、少ない有機酸量でカビの増殖を遅延させます。そのため、過度な酸味を抑えつつ、パネトーネ種特有の防カビ性が高まる効果も得られるため、パンの日持ちを向上させることが出来ます。

発酵種

容器の内圧が高くなっている場合がありますので開封時にはご注意ください。容器が膨張する場合がありますが品質には問題ありません。沈殿を生じることがありますので、ご使用時にはよく混ぜてお使いください。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。