シママースの原料は、世界自然遺産に登録されているオーストラリアのシャークベイ湾や、メキシコのビスカイノ湾に面する２つの塩田で作られている天日塩です。
太陽と風、自然の力だけで結晶化された天日塩を、沖縄の海水で溶かしながら丁寧にろ過し、じっくり時間をかけて平窯で炊き上げたアイテムです。
塩味だけでなく、シママース特有の旨味があります。

かつて沖縄では、美しい豊かな海からつくり出された塩を「マース」と呼び、大切に受け継がれてきましたが、終戦後、塩専売法の規制によってこの伝統的な製法は禁止されてしまいました。
そこで「マース」を復活させようと有志が集い、「青い海」という会社が設立されました。
設立当初は沖縄の海水のみを使った「マース」の復活は認められず、天日塩を再生または加工するという形で製造許可を取得し、沖縄の塩の製造工場「沖縄1号」として『沖縄の塩シママース』が誕生しました。
現在でも、当時の製法に準じてメキシコやオーストラリアで作られた完全天日塩を沖縄の海水で溶解した後、再結晶させるという方法で製造しています。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。