力強く広がるカカオの風味を持ち、後味のよい上品で芳醇なミルクの香りが漂うチョコレートです。バランスのとれたまろやかな甘さが特徴です。

18世紀までのヨーロッパでは、焙炒したカカオ豆からペースト状のココア マスを作り、それをそのまま、またはお湯に混ぜて飲用していました。しかしカカオ豆に含まれる脂肪分の含有量が多いため、水とのなじみが悪く、しかも発酵した酸が残っていて刺激が強いままの状態でした。19世紀初め、ココアのこれらの難題を解決し、今日知られているココア パウダー製造方法を発明したのが、Coenraad Johannes Van Houten、バンホーテンの創始者です。バンホーテンは世界で初めてココア パウダーの製造方法を発明した功績により、1828年、オランダ国王WilliamⅠ世から栄誉の勲章を授けられています。

カカオ分：28％
脂肪分：28％

融解温度：40～45℃
結晶温度：27～29℃
作業温度：31～32℃

製菓、製パン全般でご使用いただけます。