ホシノパン種の中で最も色づきが濃く、風味、味の特徴がはっきり出るアイテムです。この種を使用したパンは、クラムがしっとり、もっちりとします。生地の熟成と香味に優れ、食パン、菓子パン、フランスパン、ペストリーなど様々なアイテムにご使用頂けます。

ホシノ天然酵母パン種は、日本古来の醸造技術を応用したパン種です。お米由来の酵母を国産小麦、国産米、麹、水でゆっくり大切に育てました。熟成の旨味が醸し出す芳醇な香りと味わい深い美味しいパンが出来上がります。素材の旨味を引き出すパン種です。

1、準備：温度計は必ず用意して、器具は清潔な状態を保ってください。
① ホシノ小麦粉種(赤)・・・500g
② 温水・・・1,000cc (30℃)
③温度計
④攪拌機 (ホイッパー)
⑤ステンレスポット (蓋付き、直径15cm）

2、混合：温水 (30℃) にパン種を入れてよく混ぜる。
※注意点：室温25℃、ホシノ天然酵母パン種5℃ (冷蔵保管)の条件下
①ステンレスポットに温水 (30℃)を入れます。 (③の捏ね上げ温度を28℃にするため)
※酵母は温度と時間が大切なため、ステンレスポットの中での水温が30℃であることを確認して下さい。
②温水 (30℃) を混ぜながらホシノ天然酵母パン種を少しずつ入れ、ダマにならないよう均一に混ぜる。
③捏ね上げ目標温度は28℃。混ぜ合わせた後、温度計で確認して下さい。
※パン種が十分水分を含み、粉気がなくなれば混合完了です。

3、発酵：28℃で20時間。温度管理と時間が重要です。
①ステンレスポットに蓋をして28℃で20時間、静置します。(途中で撹拌する必要はありません。)
②20時間後、ぷくぷくと大小の泡が立ち、芳醇な香りがします。

4、保管：冷蔵庫で保管して1週間以内に使いきって下さい。
①使用の際は、よく混ぜてから使用して下さい。また、発酵後の温度や見た目がいつもと同じか確認を行ってください。

・ホームベーカリーの生種起こし機能には対応しておりません。生地の発酵具合が見極めのポイントとなるため、普段からホシノのパン種をご使用されている方におすすめのアイテムです。
・発酵のバランスが大切なので温度管理には十分注意してください。
・28℃20時間発酵には生種に多くの気泡が見られ、酵母が十分に育った状態となります。
・保冷温庫のような温度を一定に保つものがあると一年を通じて安定した品質の生種を作ることができます。
・熟成した生種は冷蔵庫(4℃)で保管してから使います。
・使うときはよくかき混ぜてからしようしてください。
・1週間で使い切るのがベストです。
・使用する容器は清潔に保ってください。生種を作る際には、十分に洗浄後、次亜塩素酸ナトリウムの消毒液(ハイター、ブリーチ等)を規定量で希釈した水に漬け込み殺菌しよくすすいでからご使用ください。
・冬場の冷え込み(25℃以下)、夏場の過発酵(30℃以上)に注意してください。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。