東洋の伝統的なブレンドの紅茶です。ベルガモット（柑橘系）の香りが特徴です。
緑茶や紅茶にはカテキンというポリフェノールの一種で、渋みや苦味成分が含まれています。一般的にタンニンと呼ばれてきましたが、タンニン様を形成する成分の一部がカテキン。エピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートの4つに分かれ、水分を除く総重量のやく１０％から２０％を占めています。

「アールグレイ」の名前の由来は、イギリスの元首相である「グレイ伯爵」（アールEarl＝伯爵）にちなんだもの。1830年～1834年に、イギリスの首相を務めていたグレイ伯爵は、中国の着香茶（ラプサンスーチョンというフレーバーティー）に魅せられ、イギリスの老舗紅茶メーカーであるジャクソン社に依頼しアールグレイを誕生させたと言われています。その後、アールグレイは一般にも販売され、今日ではフレーバーティーの代表格となっています。

アイスティーによく使用され、カフェなどで「アイスティー」を注文すると、アールグレイを使ったものがでてくることが多いです。焼き菓子にお使いいただくと上品な香りを移すことができます。またカテキンは高温の水に溶けやすいため、高温のお湯で淹れると渋みを強く表現できます。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。