JMテキーラはメキシコ中部、ハリスコ州ロス・アルトス地域に位置する標高2300mもの高地にあるJesusMaria（へへスマリア）でとれたブルーアガベを100%使用したプレミアムテキーラです。
テキーラはハリスコ州の首都グアダラハラ市の郊外50km位のところにある標高3,000mほどの山の名で、その麓、標高1,000mほどにテキーラ村があり、100以上のテキーラ醸造所が集まっています。この蒸留酒は約250年前、スペイン植民地時代に造り出されました。

砂漠地帯に生育するアガベは脇芽が地上に顔を出した時から苗にするまで約1年、植苗後約6年と計7年をかけて成熟します。幹を取り囲んだ葉の先端は鋭く、硬い棘で守り、また鋭い小さな棘で縁取られているため、少し触れるだけで激痛が走ります。その葉を落としてテキーラ製造に用いられます。
輝かしい琥珀色。ハーブやドライフルーツを思わせる華やかな甘い香り。しっかりした樽香が感じられるが、口当たりは穏やかで心地よくフローラルな香味が広がります。生菓子から焼菓子まで汎用性があります。

へへスマリアは、熱心な農学者ドン・パンタレオン・オロスコ氏が1865年にロス・アルトス地域のなかで初めてアガベの栽培を始めた地域であり、テキーラの歴史において大変重要な町です。この地域のアガベは市場で高く評価され、高品質のアガベとテキーラが生産されることで知られています。

テキーラは竜舌蘭（アガベ）の根茎をカマで蒸して搾汁し、発酵させて蒸留したお酒で、世界でも、メキシコの限られた地域でのみ生産が認められている特別なお酒です。
一般的なテキーラはアガベを51%、49％は他原料を使用していますが、JMテキーラは100%アガベ由来のプレミアムテキーラです。

よくあるテキーラは辛口で苦みが強くお菓子には不向きですが、ＪＭテキーラはオーク樽で3年以上熟成し、スッキリとした中にも上品な樽香と甘みを感じさせる風味が特徴です。「エクストラアネホ」という最上級カテゴリーに属する長期熟成テキーラです。

料理の世界では、産地が同じ食材は相性が良いとされます。（例：ワインと料理のマリアージュ）同様に、テキーラとバニラ（メキシコ原産）は相性が良く、洋菓子素材として最適です。
その他にもイモ・クリ・カボチャ、かんきつ類、コーヒー、ナッツ、チーズなどの生菓子や焼き菓子、ゼリーやプリンなどにもお使いいただけます。
焼き菓子のアンビベに使いますと、上品でフローラルな風味に加え、コク味と後味のスッキリ感を出すことができます。サバランやババなどのシロップにお使いただいても、口当たりの良い風味が楽しめすっきりと仕上がります。

世界で初めて、プレミアム・テキーラを製菓業界向けに７５０mlの樹脂製ＰＥＴボトルに入れて発売された商品です。ビンの破損による異物の混入を防ぐと共に軽く扱い易い容器です。

製造元のPFA社は原料のアガベを自社栽培し、アガベの発酵に使用する酵母も自社製を使用しています。そのため安定した高品質なプレミアムテキーラを安定した価格で製造することが出来ています。

アルコール度数：40.0～40.9％
エキス分：0.3g

製菓、製パン全般でご使用いただけます。