原料は水と抹茶のみで、添加物を使用せず、特殊な製造方法により作り上げられた抹茶ペーストです。光や熱にも退色しにくいアイテムの為、長期にわたり抹茶本来の緑色を保持します。ペーストタイプの為、粉飛散が無く、ダマになりづらい特徴から様々な用途にご使用頂ける作業性の良いアイテムです。
松鶴みどり抹茶ペースト (微粒) 西尾抹茶 FJとの違いは、茶葉のグレードにより、多少色調が薄くなりますが、粒度や特性につきましては変わりはございません。 西尾抹茶 FJより、リーズナブルな価格設定のアイテムとなります。

西尾市は、愛知県中南部 (三河) に位置しており、温暖な気候肥沃な土壌に恵まれた、抹茶 (碾茶)の産地です。平成21年2月には、抹茶としては日本で初めて唯一、特許庁の地域ブランド「西尾の抹茶」として認定されました。西尾では、日よけをした碾茶(抹茶の原料茶葉) 専用茶園より、60%の畑で茶葉が一葉一葉丹念に手摘みされています。
碾茶の栽培工程において、特に重要な役割を果たすのが「被覆」です。光 を制限して新芽を育てることにより、より多くの栄養分を根から吸収し、テアニンというアミノ酸の一種を増加させます。また、テアニンからカテキンへの生成が抑えられ、渋みが少なく、旨みが豊富な味になります。葉緑素もたっぷり含まれている為、煎茶に比べ、艶やかで美しい緑色をしており、風味ともにまろやかであることが特徴です。この碾茶を石臼で微粉末にすることで、西尾の抹茶は製造されています。

全体量の4.5%を目安にご使用ください。お好みの色調・風味につきましては、ご使用量の増減にて調整を行ってください。

抹茶の塊がまれにございますが、茶葉や不純異物ではございません。この塊は、ペースト充填後のレトルト殺菌処理時に少量発生するものです。ペーストの物性上、充填後の袋内を完全脱気することは不可能であり、袋内に生じる若干の空気層が塊発生起因と考えられます。ケーキやパン等への練り込みの場合は塊が分解され易くなりますが、練り工程がない場合や柔らかい原料への混合の場合は、製品になった際に異物の様に見えるケースがあります。
開封前によく揉んでいただくか、必要に応じてメッシュ等で濾してください。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。