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##Halal###

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米世論調査機関・Pew Research Centerの報告よると、今後30年でイスラム教は信者が急増し、キリスト教とほぼ肩を並べるという見方が強まっています。2010年には16億人だった信者数も2021年には18億人に達し、2050年までには27億6000万人まで増える見通し。急増の要因としては、ムスリム(イスラム教徒)の出生率の高さや若者人口の多さ、改宗者の急増などが考えられています。

「ハラル認証」とは、宗教と食品衛生の専門家が「ハラル(許された物事)」かどうかの検査をしてハラル性を保証する制度のこと。豚やアルコールなどの禁止されている成分が含まれていないかどうかだけでなく、その製造ラインや保管方法、従業員の教育状況までが検査対象となり、それぞれの水準を満たしたものだけが認証を受けられます。認証取得がなく、自分自身では「ハラル」か「ハラム(禁じられている物事)」か判断できないものを「シュブハ」と呼び(たとえば処理方法が分からない牛や鶏、成分由来の分からない調味料など)、ムスリムはこれも避ける傾向にあります。
一方で現在の日本社会においてハラル認証の位置付けはあくまで「付加価値」という見方も強く、そのため認証取得をしていても商品にマークを付けることを急務としないメーカーも多いといいます。社会の移り変わりと共に、国内で目にするマークの数もこの先変わっていくかもしれません。
なお「ハラルであるかどうか=神に許された物事かどうか」は飲食に限ったことではなく、嘘や窃盗、女性の肌の露出など全ての行動・行為に対するムスリムの判断基準です。

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