#鮮度保持剤
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食品の品質劣化が起きる原因は、乾燥や酸素、微生物、光などさまざま。鮮度保持剤はそれらの要素から食品を守ることで、おいしさを長く保ちます。
【保冷剤】食品の腐敗を防ぎたいとき
【シリカゲル】湿気を防ぎ、食感や味を維持したいとき
「地殻成分の約60%を占める」といわれるケイ素が素材。多孔質で大きな表面積を持つ構造で、表面や隙間に空気中の水分を吸湿する性質があります。
【シートドライヤー】湿気を防ぎ、食感や味を維持したいとき
天然パルプなどからできたシートに塩化カルシウムを添付した基材を、フィルムでラミネートしたもの。塩化カルシウムは吸湿能力が高く、自重の約3~4倍近く吸湿します。
【脱酸素剤】カビの発生を防ぎ、油脂の酸化を防ぎたいとき
大きく分けて鉄系、非鉄系に分類されます。鉄系の成分は、鉄粉(Fe)と含水アルミノケイ酸塩(ゼオライト)、食塩(Nacl)、活性炭、酸素吸収促進補助剤。非鉄系の成分は、ビタミンCなどの有機系物質です。化学反応によって酸素が吸入されます。
【アルコール揮散剤】しっとり感を保ちつつ、カビの発生を防ぎたいとき
アルコールによって食品の柔らかさを保ちつつ、食品に付着している微生物の生育を防止します。
【保冷剤】食品の腐敗を防ぎたいとき
ゼリー状の高吸収性ポリマーや水分、防腐剤、形状安定剤などからできています。ものを低温に保つことで、菌の増殖しやすい温度になるのを防ぎます。