九州産「ミナミノカオリ」を使用した、製パン性に優れた単一品種のパン用小麦粉です。
基本のパンはもちろんハード系やピザ、低温長時間発酵のパンなどにおすすめです。
「ミナミノカオリ」は育てるのが難しい小麦と言われており、九州ではもともと「シロガネコムギ」や「チクゴイズミ」といった、タンパク値の低い小麦しか育ちませんでした。しかし、パンを作れるほどのタンパク値をもつ小麦を作りたいという強い気持ちから、長い年月をかけて品質改良を重ね、2004年に奨励品種として採用されました。タンパク値を上げるためには、与える肥料の量とタイミングが重要な役割を果たしています。

熊本製粉では長年培った製粉技術により小麦本来のおいしさが引き立つ小麦粉を製造してます。南のめぐみはロール製粉により、均一な品質を保てる製粉が可能なため、ふっくら、ソフト、キメ細やかな小麦粉ができます。
基本のパン（食パン）を製造する際は、タンパク質が外国産小麦に比べ若干少ないですが、ミキシングをややアンダーにして、強めにミキシングをしないことがポイントです。そうすることでもっちり味わいの深いパンを作ることが可能です。

灰分：0.45%
蛋白：10.3%

製菓、製パン全般でご使用いただけます。