カカオ豆の原産地がメキシコに限定された個性が際立つオリジンシリーズのブラックチョコレートです。ビタースイートでわずかに酸味があり、ナッツや果実の香り、パンデピスやリコリス（甘草）のような繊細なスパイスの香りが特徴です。芳ばしいクリオロ種とフォラステロ種の微妙なブレンドから創り出される洗練された繊細なチョコレート。コイン状タイプなので、必要分量を簡単に取り出してすぐに湯煎にかけられます。削る必要がなく無駄が出ないため、作業の効率性を向上します。

カカオバリーのオリジンシリーズは、それぞれの地域のカカオ本来の風味を引き出し、原産国の豆の個性溢れるチョコレートを作るためにその国で収穫されるカカオ豆だけが使われています。古代アステカ・マヤ文明の発祥地であるメキシコは多様な自然に恵まれた土地です。カカオはタバスコ地域の肥沃な地で栽培され始め、アステカ民族は、カカオ豆が力と知恵の源である神からの贈り物であると信じており、貨幣としても価値のあるものでした。古代マヤの時代から、タバスコ州周辺に伝わる「ポソレ」というカカオとトウモロコシで作るカカオドリンクは毎日の生活に欠かせません。

カカオバリーのクーベルチュールは、カカオバターのみ使用。植物油脂は一切使用していません。クーベルチュールの呼称は、カカオ固形分35％以上、カカオバター31％以上、無脂カカオ固形分2.5％以上のものに使用できる国際規格名称。

バリーカレボーグループは2025年までにサステナブルチョコレートを標準にすることを掲げ、農家の生活を向上にも取り組んでいます。また、持続可能なカカオとチョコレートの未来を形作るという目標のもと、ココアホライズン財団の支援も行っています。

カカオ分：66％
脂肪分：37％

融解温度：45～50℃
結晶温度：28～29℃
作業温度：31～32℃

製菓、製パン全般でご使用いただけます。