沖縄黒糖(波照間産)ブロックを、使いやすいよう破砕したアイテムです。
沖縄黒糖とは、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工せずに冷却して製造した黒砂糖のこと。一般的な砂糖に比べ、カリウム、カルシウム、鉄等のミネラル成分を豊富に含み、特有の香味で近年注目度が高まっています。

沖縄で黒糖づくりが始まったのは江戸時代。中国から製造方法が伝わったことをきっかけに、さとうきびは沖縄を代表する農産物になり、県の耕地面積の約半分に植えられています。しかしほとんどが上白糖などの原料（粗糖）になり、黒糖になるのはわずか5~6%。組合に所属する3企業1団体の製糖工場（8つの離島工場）のみが生産している、希少性の高い素材です。製法はほぼ同じですが、島の土壌や天候、さとうきびの栽培方法などによって、色、形、味、香り、食感などの個性が異なります。

「波照間製糖工場」は、八重山諸島の波照間島にある日本最南端の製糖工場。波照間島の黒糖は、土壌が原料のサトウキビ栽培に適していることと、機械ではなく手刈りでひとつずつ収穫しているため、市場で高い評価を受けています。

製造上やむを得ず夾雑物等を含む場合がありますので、用途に応じて濾過や加熱等必要な処理を行いご使用ください。
固結している場合がありますが、含蜜糖の特性ですのでご了承ください。

製菓、製パン全般でご使用いただけます。